| 108号
三条女性会議会報 平成20(2008)年3月14日
運営委員会だより 日 時 平成19年3月5日(水)(AM9:30~11:30) 場 所 三条市男女共同参画センター 和室 ひとことコラム 2月、緋寒桜は咲いていたが、寒さと雨の沖縄へ、染織工芸を中心とする研修の旅を した。博物館や美術館、工房、移動する途中で見る米軍基地、どこへ行っても戦争の 惨禍と負の遺産をみる。寡黙にならざるを得ない時間がある。そして多くの命を失った からこそ「命どぅ宝」が沖縄の心からの叫びだ。受け止めねばならないと思った。 出会った女性たちは、自然の力を信じ、無農薬栽培で糸や染の材料を育て、気負わ ず、ただ美しい布を生み出すことにすべてを賭けていた。女はしなやかで強い。自然 相手に、大地に根を張って生きる人たちはどっしりしている。つい、安楽に生きている わが身を振り返り、こころに小さな石を抱えて帰ってきた。H.Y 本日運営委員会で話し合われたこと 1.ヌエック「ぼらんてぃあ雪月花全国交流フォーラム」参加報告 国立女性教育会館(埼玉県嵐山町)で2日間にわたって開催されたフォーラムについて 一日目の「アンサンブルトーク」でスピーカーを務めた田辺、二日目のワークショップ を運営した西方、小柳、宇治、野崎がそれぞれ感想を述べました。 *今回は三条女性会議の活動に関したことを主にして、自分自身を真ん中においた話 をすることになった。“自分を語るなんて”という照れもあったけれど、勇気を出しました。 *自分がヌエックに行くことは今回が最後と思い参加したが、自分より年長の人の元気 な姿に接し、まだまだそんなことは言っていられないと感じた。 *当会のワークショップには様々な方の参加があった。その方々から、今後の活動の参 考になる意見をいただくことができた。 *ワークショップでは、皆が自然体で発表する姿が良かった。 *全てにおいて良かった。やっぱりヌエックは楽しむところだなぁと思った。 参加者それぞれの参加報告、感想は随時この紙面でお届けします。 今号では、宇治勇さん、野崎ミチコさんの感想をお届けしますのでご覧ください。 2.三条市まちづくりサポート交付金(まちサポ)の公開発表会について 今年度、当会は昨年度につづき「男女いきいきフォーラム」及び「女性のためのよろず電 話相談」について交付金を受けました。発表会は3月1日(土)ということで、ヌエック行き と重なってしまい、今回はパネル展示のみの参加となりましたが、当日“まちサポ”の会 場に出向いた会員から「昨年に比べ、発表の仕方が上手くなったという印象を持った。 また、現役の教師集団の活動発表には興味と期待が持てた」などの感想が話されました。 3.総会について 三条女性会議の第13回総会について日程などが話されました。ここ数年、5月の最終日 曜に開催してきましたが、今年も5月25日(日)夕方で調整したいと思います。 記念講演については2~3候補が上がりましたが皆様からのリクエストもお待ちしています。 会場は「まるい」(三条市旭町)です。懇親会も行ないますので今から予定に入れておいて いただくようお願いします。 4.燕三条エフエム放送 ラジオは~と(76.8MHz)“ワイワイ女性ひろばについて” 本放送毎週月曜午後12時30分~ 再放送毎週木曜午前11時30分~ 今年も4月より6ヶ月間、担当します。収録へのご協力をお願いするとともに、お聴きくだ さる皆様方から力をいただきたいと思います。よろしくお願いします。 5.チューリップの花絵プロジェクト 4月27日(日)の実行予定です。参加の申し込みをお待ちしています。 西方(TEL38-6639) 畑のコンディションは天候に左右されますが、花摘みでは「長靴」が欠かせません。 また、雨対策も必要ですが日焼け対策はさらに重要です。が、畑に入り無心で摘む時の 感触“ポキッ、ポキッ”はたまりません。一緒に楽しみませんか? 6.「相談者のための研修会」に行ってきました 2月26日(火)当会から7名が参加しました。フェミニストカウンセラーの荻野茂子さん の講義と事例研究が行なわれました。「マイノリティー(少数派)の立場に立つこと」の 意味から話が始まり、荻野さんの講義は私たちにとっては理解しやすかったと思います。 しかし全体が、真の平等の意味を理解するには時間がかかると思いました。 今後も機会をとらえ相談のための研修に参加したいと考えます。(田辺) 【参加報告】 「ぼらんてぃあ雪月花全国交流フォーラム」に参加して 宇治 勇 2日間に渡った今回の研修は、初日の「アンサンブルトーク」のお話や交流会での他 のグループとの親交、翌日のワークショップの活動発表など全てについて素晴らしい 発見がありました。 なんとなく参加した私にとって興味のあったのは、むずかしい名称の独立行政法人 国立女性教育会館「ヌエック」そのものです。当初、男性は私一人ではないか?場違 いではないのか、不安でいっぱいでした。でも会館で2日間過ごしてみて、女性の考 えや「男女共同参画社会」のありかたが少し分かった様な、目の前が少し開けた気が しました。 しかし、世の男性の見方はなかなか変わらないようです。ぜひ皆さんも、特に男性の 方々に参加をおすすめしたいと思います。研修に参加させて頂き大変ありがとうござ いました。 「ぼらんてぃあ雪月花全国交流フォーラム」 参加報告野崎 ミチコ 3月1日、2日初めて雪降る中の三国峠を越えて、国立女性教育会館(愛称ヌエック) へ行ってきました。 今回は、「ぼらんてぃあ雪月花全国交流フォーラム」で、30年の歴史を刻む会館を支 えてきたボランティアの皆さんが、主催したものです。 一日目の全体会アンサンブルトーク「ボランティア ヒストリーを探る」では、スピーカ ーとして田辺とも子さんが、三条女性会議の歴史と自分の体験した水害の話を交え ながら堂々と発表をしました。 また、スピーカーの一人長門芳子さんは、外国人への援助を行っている「いっくら国 際文化交流会」会長で58歳の時、宇都宮大学国際学部に入学されました。 自身、左右乳ガンの摘出手術を受けておられる上、お連れ合いが、転んで脊髄損傷 を負いました。もうだめだと勉学をあきらめかけた時、お連れ合いが、自分のせいで 大学を辞めて欲しくない。必ず卒業してくれという言葉に励まされて、卒業まで続ける ことが出来たという話は、涙のでるほど感動しました。 さらに会場との話し合いの中で、ボランティアが必ず無償かどうかの問題も出ました が、助言者である東北公益文科大学副学長の伊藤眞知子さんが、「ボランティアは、 いろいろあっていい」と有償でも無償でもいい、その「思い」と「ビジネス」とを両立させ てもいい、との話に、深く納得しました。 全体会のナビゲーターを務めた宮本紀子さんの柔らかな語り口が、心地よく耳に届き ます。私達が、活動を続けてこれたのは、「軟らかく、何があってもOKの包容力と、 ~せねばならないことはなく、自発的な活動の積み重ね、相手の喜びが自分の喜び である」からだと思いました。全体会のテーマ「活動の継続と実践のエネルギーを探る」 の目標は達せられた!と確信しました(笑) その後、夕食を兼ねての交流会、自室へ戻っての女性会議参加者5名による深夜ま での懇親会と続きました。 翌2日目は、三条女性会議が、県外では初めて開くワークショップです。テーマは、 「男女共同参画社会をめざして~11年の歩みと活動報告~」です。西方代表が、こ の日のために用意した写真のたくさん入った手作りポスターを貼り、司会進行を努め ます。なめらかな口調に仕切られて、田辺とも子さん、小柳早苗さん、宇治勇さん、 そして私とそれぞれが発表をしました。 ワークショップに参加して下さったヌエック前館長大野さんをはじめ多彩な参加者の 活発な発言によって、三条女性会議が取り組むべき今後の課題も見え、収穫の多 い会であったと思います。 三条への帰り道、「やっぱり来て良かったね、楽しかったね、また来たいね。」の大 合唱でした。 次回は、みなさん、一緒に参加しましょうね~! 最後にボランティアについて、ヌエック初代館長縫田嘩子さんの「ひとこと」を引用し て締めくくります。 「会館でボランティア活動は人手不足を補うものであったり、自分のためだけの余暇 活動であってほしくありません。会館は、利用者によって支えられ発展するものであ ると信じている私は、ボランティアを申し出てくださった方が会館の最も良き理解者 であり、支持者であり、会館の活動を推進する中核となる方だと思っています。ひい ては、日本の女性に対する生涯教育の発展に力を貸して下さる方たちだとも思いま す。」 運営委員会の3月5日は“啓蟄”太陽の黄経が345度になった時を言うそうです。 冬ごもりをしていた虫も穴から出てくるように自然界に活気が満ちてきます。今日の 運営委員会は、持ち寄りのお菓子が満載でした。湯沢さんお手製の“おはぎ”の美 味しかったこと! “おはぎ”のエネルギーと、ヌエックの元気の相乗効果で、活気に満ちた会となりま した。 来月は4月2日(水)9:30からです。男女共同参画センターで、どなたさまもお待ち しています。 |