110号
三条女性会議会報                     平成20(2008)年5月9日
運営委員会だより


日 時 平成20年5月7日(水)(AM9:30~11:30)
場 所 三条市男女共同参画センター


ひとことコラム  市民として育ち合う場―女性会議

先日、ある青年と交わした話が忘れられない。
彼は言うのだ。「この国はどうなるんだろう?親も先生達も進学のことしか頭にない。
未来を見据えての現実の一歩が踏み出せない。若者も、年寄りもみんな誰かがなん
とかしてくれると思っている」と。
また福祉関係の職員の方との対話も印象に残っている。「フィンランド、デンマーク、
ノルウェーの北欧3国は不思議な国だ。消費税が20%を超えているのに、国民の生
活満足度は世界一、教育レベル、とりわけ読解力、コミュニケーション能力の高さは
いつもトップクラス。なぜなのか」。
私はフィンランドの高校生の日常を追ったあるテレビ番組を思い出した。生徒達にと
って、学校とは目の前の問題、課題に自分達で向き合い、解決を図ってゆく場なのだ。
そこでは、教師の役割はその全体像、プロセスを観察、適宜、方向性やコミュニケー
ションのあり方等をアドバイスすることで、直接的介入や指導ではない。
問題、課題こそが互いの人間的成長の教材になっているともいえる。市民力、関係力、
合意形成力を教科書で養うのは不可能だ。高校生になったから~~ではなく、幼児教
育の段階から、「市民として育てる」という理念が国民に共有されているのだ。
自分たちの手で立ち上げ、さまざまな活動に現在進行形で取り組んでいる私たちの
「女性会議」は、まさに「市民として互いに育ち合う場」でありたいと思う。米田美智子


本日運営委員会で話し合われたこと

1.三条市の機構改革による男女共同参画担当の所属部署について

4月下旬、当会会報“鮮度一番!”を西方代表、小柳副代表が関係各所に恒例の手配
りを行ないました。3月までは慣れた周り順も、庁舎内の配置換えで少し戸惑いもあり
ましたが、どの部署も暖かく接してくださり、無事にご挨拶を済ますことができました。
男女共同参画担当部署は、市民部の市民窓口課、市民係です。男女共同参画担当は、
岡田恭子さんをはじめ、4名で担当するとのことです。今後ともよろしくお願いいたします。

2.2008年度総会について

●日  時 5月25日(日)PM5:00開会
●会  場 まるい (三条市旭町 ℡32-2208)
●総  会 5:00~5:40
●記念講演 5:40~6:40
 講師 ㈱スノーピーク 代表取締役 山井 太(やまいとおる)様
テーマ 「まちの記憶、この素晴らしいまちから世界へ」
●懇 親 会 講演終了後 会費4,000円

記念講演の講師は、国内外を問わず、また地域ブランド立ち上げのけん引役としても
ご活躍中の山井 太さんです。お忙しいさ中にも関わらず快く講師をお引き受けくだ
さいました。新しい発見の予感に期待が高まるテーマをいただきました。お楽しみに!
講演会だけの参加もオッケーです。大勢の皆様のご来場をお待ちしています。

3.2008年度の活動について

相談事業について、今後の運営や考え方について話し合われました。PRの方法、相
談員の拡充、相談体制などを今後も検討しながら充実をはかっていきたいと思います。
また、三条市の男女共同参画事業のひとつ、「出前講座」のメニューに当会が担当す
るとして「見てみて、演じてみて、話してみて、人生の主役はあなた!!」が掲載され
ました。かつて、三条市の「ひとひとフォーラム」で当会が行なったワークショップの内
容です。
職場、介護、町内会等の一場面を想定し、シナリオを元にロールプレイを通じて参加
者とともに考えるというものです。野崎さんを中心に、新たなシナリオ作りから準備に
取り掛かることになりました。

4.燕三条エフエム放送ラジオは~と(76.8MHz)“ワイワイ女性ひろば”

本放送毎週月曜午後12時30分~  再放送毎週木曜午前11時30分~

5月分の収録をしてきました。今回は三条市の健康づくり課から、佐藤和明さんをお
迎えし後期高齢者医療制度についての話を交えながら、ワイワイしゃべっています。
メンバーは、三条市から佐藤和明さん、当会の西方、野崎、小柳、進行は田辺です。
① 社会の主役は高齢者     ②高齢者に前期、後期? 
③後期高齢者医療制度      ④哲学カフェ

佐藤さんのお人柄で、和気あいあいの4週分をお届けします。どうぞお聴きいただき、
ご意見ご感想をお寄せください。リクエスト曲もお楽しみに!

5.チューリップの花絵プロジェクト

4月27日(日)今年で4回目の参加となった、花摘みと花絵つくりを行ないました。
曇りの天候に日焼けも気にならず、濃いピンク色のチューリップ畑に入り、7人全員が
経験者の余裕を見せながら花摘みを楽しみました。今年の花絵は会心の出来といえ
るのではないでしょうか?虹をイメージしたものに、にこちゃんマークをいれました。






【参加報告】

“自分”を大切に生きるための自己尊重トレーニング(SET)講座に参加しました
         ・・・前編・・・                湯沢扶美枝

鮮度一番103号に紹介された講座で、昨年の12月から今年の1月にかけて、全6
回(実際のところは、ザ・ニュースペーパーの公演の翌日から熱を出して寝込んでし
まい無念の欠席1回を含む)の講座でした。
まず、心が動いたのは、案内文の中の「・・・生きづらさを抱えていませんか。先ずは
あなた自身が自分を大事にする生き方を体験しながら、あなたやこどもの自尊感情
を育てる講座です。」です。「体験してないことは、子どもに体験させてやりづらい。」
が私の持論です。
また昨今、「若者のコミュニケーション能力の低下」も、いろんなところで話題になり
ましたが、はたして若者だけでしょうか。大人といわれる私たちはどうでしょう?
取り繕うことや、ごまかしは年齢のぶんだけ若者より上手いかもしれませんが、「感
じる力」は弱くなり、感じたとしても、どう伝えたらよいかわからなかったりしませんか。
大人たちも「私」はどう感じているのかを言葉として紡ぐ作業を苦手としているのでは
ないでしょうか?でなければ、熟年離婚なんてことにもならないだろうし・・(笑)文化
の面からみても、語り尽くして、解り合うという文化は日本には馴染んでいません。
私自身、コミュニケーション講座に出たり、アダルトチルドレンや※アサーティブネス
の本を読んでも、今ひとつ確信のようなものがありませんでした。そんな折、ねがっ
てもない幸運がやってきたのでした。          ・・・・後編へつづく

※アサーティブネスとは、自分も相手も大切にしたうえで、自信を持って、
はっきりと、自分の気持ちや意見を伝えることのできるコミュニケーション
の在り方をいいます。

【内閣府からのお知らせ】

人身取引は国際的な犯罪です
●犯罪組織などが、人を売買し、売春や過酷な労働を強要しています。人身取引は、
国際的な犯罪です。

●人身取引は、その被害者に対して、深刻な精神的・肉体的苦痛をもたらします。
また、人身取引と児童買春は、国の内外を問わず処罰の対象です。

●売春は人間の尊厳を傷つけ、人権を軽視するものであり、決して許されるもので
はありません。

被害者らしい人を見かけたり、被害者が助けを求めてきたら、
警察や入国管理局に連絡してください。

気づいてください
「売春」と「人々の無関心」が人身取引の原因であることを


詳しくは、内閣府男女共同参画局推進課暴力対策推進係まで
ホームページ http://www.gender.go.jp/index.html

薫風、風薫るなど言葉のひびきからも心地よさを感じる季節になりました。今月
25日に開催される当会総会にも、さわやかな風が吹き渡り、2008年度のス
タートが切れますよう大勢のご参加をよろしくお願いいたします。6月の運営委
員会は4日(水)9:30からです。