63&64
三条女性会議会報                              平成16(2004)年    
運営委員会だより                                    8月13日



日 時 平成16年7月7日(水)(AM10:00〜12:00)bU3 
平成16年8月4日(水)(AM10:00〜12:00)bU4 
場 所 三条市男女共同参画センター

今回、7月、8月、同時発行となることをお許しください。7月13日以降、嵐のように
1ヶ月がたちました。被災した、被災をまぬがれたに関わらず大方の人は、7・13
水害により大変な毎日を過ごされていたことでしょう。昨日までのフツーの生活が
一変し、妙に平静な気持ちで張り切って作業に励んだ数日の後、ふと我にかえると
涙があふれ寂しさや悔いの思い、でもがんばらなくては・・・と感情の起伏の激し
い一時もありましたがなんとかしのぐことができ、8月の第一水曜日運営委員会を開
きました。出席者7人、全員が13日当日からの話をたっぷりすることができました。
話すことで癒され、課題もみえた良い会になりました。今号は1ヶ月遅れの報告や
お知らせになりますが最後までお読みください。

ひとことコラム
新入会員の坂田です。委員会にも出させて頂いていますが、一人ではできないこと
も、こういう団体に入ることによってできることが多くあると感じました。男女共
同参画に、自分なりに何ができるか今後一層考えていきたいと思います。どうぞよ
ろしくお願いします。 坂田光子

  7月7日に運営委員会で話し合われたこと
1. 市内小学校6年生児童の事件について
 当事者はもちろん、回りにいた子どもたち、教師への心のケアが大切、一刻も早
い対応が必要だがどうなっているのか心配でたまらないという事で、その場で学校
教育課へ電話で伝え、その対応は即刻やっていますとのお返事をいただきました。
又、事前に何かできることはなかったのか自分が今気にかけている事例などを題材
に話し合いをしました。
例えばまわりの人から発せられる何気ないつぶやきのような小さな情報が外に出て
行く方法はないものか、そのわずかな事を誰かがキャッチし、対処できるというよ
うになれば良いと思いますが・・・。皆様も考えてみてください。

2. ひとひとフォーラムについて
11月20日 講師 落合恵子さんに決定

3."ワイワイ女性ひろば"について
7月は家庭教育の中の食育についてしゃべりました。栄養士会の岩崎扶佐さんをゲ
ストに食の話を深めました。7月は燕三条エフエム放送が水害による緊急特別番組
に切り替えられましたので8月2週めの放送で7月分が終りました。9月最終週まで
の7回はコミュニケーションについてしゃべりたいと思います。

4. 電話相談について
7月3日に生活保護について相談がありました。当番にあたった担当者はこの事をは
じめ、市の機構などについて勉強する必要を強く感じ学習会を提案し、了承されま
した。

5. 鮮度一番を庁内に配りました
今までの地域振興課をはじめ市役所の関係各課8ヶ所に加え今回、商工課、食育推
進室など7ヶ所におじゃましてきました。市立図書館ではお忙しい中、美味しいお
茶をいただき館長さんから有意義なお話を聞くことができました。
これからも私たちの活動をお知らせし情報交換に1ヶ月に1度まわります。

今年度が新運営委員でスタートしました。6月号でお知らせしましたが、今回から数
回に分けて自己紹介していきますのでよろしくお願いします。

運営委員にというお話をいただき、私の中に緊張感が走りました。が、きっと声も
出せず、姿も見せられずに終わってしまうのだろうと思います。私に今出来ること
は、「鮮度一番」の会報を鮮度が落ちない活きのいいうちに皆様にお届けすること
です。どうぞよろしくお願いいたします。    
原 道子

助産師として地域の中で母と子の健康維持にかかわっています。産休・育休等を含
めて働く女性の地位はまだまだ恵まれず問題が多いのが現状です。
皆さんと力を合わせてせめて女性が安心して子どもを産める、育てる、三条にした
いと思い生涯現役で頑張ります。  佐藤 リャウ

三世代同居の家に嫁いだ娘は共働き。朝の早い彼が娘の弁当も用意してから出勤、
何て優しい人と一緒になったと喜んだ私に対して、父親である夫は、"図にのるな"
と注意するように言います。皆様どう思います? この一年間運営委員として田辺
さんの手伝いをしたいと思います。よろしくお願いします。 丸山静江

いつもプラス思考で、自分らしく、ゆったりと楽しんで活動したいですネ。
                                   西方久子

いよいよ、事務局歴も長くなり、先輩の島田伸子さんを越えてしまいました。田
辺代表の采配で仕事量も整理され、それほどの負担はありません。どうか会員の
皆さん、事務局のお仕事バトンタッチをお願いしま〜す!  野崎ミチコ

【お知らせ】

ふれあいホーム「あいあい」開設のご案内です。
活動の目的  中高年、子育て世代、青少年、子供、障害を持つ人達の誰もが気
         軽に考える場を提供させて貰います。
         ※会員相互の支え合いで暖かみのある居場所に育てたい。

活動の内容  @入退場が気楽にでき、会員同士がそれぞれお茶を飲みながら話
         をしたり趣味(囲碁、将棋、オセロ、手芸、料理等)を楽しんだり、昼寝をした
         り自由気ままに好きなように過ごして貰う。
         A友人同士、趣味の仲間、会員家族への部屋貸しと宿泊の提供。

活動の日時  @第一、第三の月曜日・午前10時〜午後3時30分
         A随時応談

活動の場所  三条市桜木町9番21―2号 рR4−2471
        野上真吾宅 (南小学校脇の川を挟んだ東側)

新入会員さんのご紹介

阿部 正剛さんです
女性も男性も老いも若きも、障害の有無も関係なく、自分の夢や希望に向かって
努力することにだれからも阻害されたり差別されることの無い社会が実現できる
よう、みなさんと共に活動できたらと思っております。よろしくお願いいたしま
す。                                     阿部正剛

8月4日に運営委員会で話し合われたこと
7月13日以降みんなの元気な顔を見たいと思っていました。13日当日、それ以後
それぞれのドラマがありました。

◆12時30分頃商店街に避難勧告が出た。その時は危機感など持つこともなくこん
な事になるとは。一中に迎えにいった母親が孫二人とともに帰れなくなりました。

◆条南町に住む娘は13日夜、暗闇の中幼い子どもとともに人の大きな叫び声と物
が倒れるものすごい音で眠れぬ夜をすごした。

◆13日は子育て相談で福祉センターにいた。2人の相談者が来たが相談どころでは
なくなり帰っていただいたが、自分が帰る段になり通れる橋の情報がわからなく
て苦労した。11時には渡瀬橋と昭栄大橋だけが通行可能だった。12時40分によう
やく渡り終え家に着くことができた。

◆13日夜は7ヶ月の赤ちゃんとそのお母さんを泊めました。緊迫した状況のなか
にあって赤ちゃんの笑顔にすくわれました。

◆近所同士声を掛け合ったり面倒をみたりとつながりがある喜びを改めて感じた。

◆ボランティアに参加、障子洗い、泥あげなど多方面の人たちとの作業をとうし
て色々な話ができた。

◆被災者以外の人たちが市の様々な手当て(温泉等)をうけ大声でしゃべってい
た。

◆炊き出しにしてもゴミ出しにしても被災者とそうでない人の利用の仕方が気に
なった。

◆猫や犬の遺体のおきざりがあった。今回犬が50頭以上犠牲になった。

◆被災した娘の子どもたちの子守で自分のペースが全くとれない。

◆桃畑が冠水した。今年は全部ダメ。

◆市役所へ色々な証明をもらいにいくのが難儀、アシがなにも無い。

◆不便さは個人個人で異なるだろうが本当に困っている人に対していち早く手当
てが届くようにできないものか、仕事現役世代は多方面からの支援がとどき体力
的にもなんとか頑張ることができる。
70代80代の高齢者は炊き出しを取りにいくのも大変そう、死んだほうがいいと話
されているのを聞き切なかった。

7.13水害の日
                                         野崎ミチコ
 その日は、朝からもの凄い雨でした。私の高校生の娘は、いつもは自転車で通
学しているのですが、高校まで送ってと頼むので、車を出しました。
 午前8時20分頃一新橋を渡ると、もうすでに河川敷に駐車してある車は、屋根の
ところまで水没していました。道路は、ところどころ冠水していて、車も思うよ
うに前に進まない渋滞のため、高校まで送らずに引き返しました。
午前9時、三竹の五十嵐堤防脇にある会社に出社すると冠水のため車を入れられず、
五十嵐川の傍にある田島の自宅も心配なことから家へ戻りました。
 その後、15分おきに五十嵐川へ様子を見に行きましたが、川の流れはもの凄く、
茶色く濁った水が川の真ん中を盛り上げて流れていきました。そして、時々、大
きな流木やお風呂(こんなものが流れてきたのです)等が、橋の橋脚にぶつかっ
ては、凄まじい音を立てていました。この時点で、一新橋は、完全に通行止めと
なり、田島橋は、かろうじて歩行者のみがなんとか通してもらえるという状況で
した。
 そしてついに、堤防の一番低いところ、つまり一新橋の一の木戸側の益水が、
始まりました。NHKのお昼のニュースは、このときの映像です。
 12時40分頃、三竹の会社にいる夫から電話があり、「急に水かさが増えたので、
会社の2階に非難した。」とのことでした。田島は午前中から避難勧告が出ていた
のに、まだ、危険な場所にいたのかと内心怒りながら、どんな風なのか堤防の上
を歩いて様子を見に行ったのです。
午後1時、行ってみてびっくり!ちょうど田島保育所の裏の堤防が、アスファルト
もろとも堤防の巾の3分の2位を益水によって、抉り取られて無くなっていたので
す。これを見たとき、もうだめだ、堤防が切れる!!と思いました。
 私も冷静さを失って「何処でもいいから、すぐに会社を出て非難して」と夫に
電話をかけ、近くにいたオレンジ色の服を着たレスキュー隊の人に助けを求めま
した。そのレスキュー隊の人と話をしている最中に諏訪の堤防が切れたと無線が
入ったのです。
 後はあの悪夢のような状態です。ちょうど会社から斜め左手の向こう側の堤防
が決壊現場となり、信じられないような光景が広がりました。
 午後3時30分、今になって考えればもっと違った対処の仕方があったのではない
かと思うのですが、その時は浸水した会社を見てただ呆然として、とにかく泥を
吐き出す作業を開始しました。
 あれから1ヶ月が経ち、嵐南地域に比べて我が家は軽症だったと知ると同時に、
同じ日の中ノ島では、お寺が流されて跡形もなくなりましたが、後ほんのちょっ
と僅かな所で私の夫もと思うと、ザワーっとします。本当に命が助かってよかっ
たなーというのが実感です。

悪夢をみた・・・・・
                                      住谷幸子
 平常心という言葉を考えてみて、これはなみたいていなことでないのだと云う
ことをこの水害を受けてみて解かりました。
仮住まい、食事はままならず、この時期に着るものは新しく求めればよいとは云
っても、それを買いに行く気分でなく・・・。
いつまでこれが続くのかと思うと、仕事をやっていても落ち着かず、自分の弱さ
をつくづく感じてしまった。年を感じ、体も動かず口だけ出すと云う事もこの災
害では余り口も出ない様です。78年前の水害を又々現実でみて、母の話を想い出
しながら私も負けずに今一度気を張って生きる事を考えなければならないと思い
ました。

多くの方からお見舞いの電話や手紙をいただきました。24時間被災地の中で過ご
さなければならない時、市外県外の方とのおしゃべりは13日以前の自分自身を思
い出すのにとても有効でありがたかったです。そんな中(財)県女性財団の呼び
かけでまとめてくださった県内「女性会議」ネットワークからのお見舞いを、8月
9日にいがた女性会議の笠原さんをはじめ3名の方が届けてくださいました。田辺
が大切にあずかりました。

お見舞いいただいた団体
★にいがた女性会議 (代表 笠原 美紀子)
★F&Mながおか市民会議 (代表 大橋 良之)
★上越市の男女共同参画を推進する会 (代表 金谷 範子)
★新潟ウイメンズ企画 (代表 倉元 正子)
★北京JAC・新潟 (事務局長 小林 佳子)
★新発田女性会議 (代表 小柳 清)
★十日町町女性ネットワーク (代表 池田信子)
★(財)新潟県女性財団(有志)(理事長 大島 煦美子)
★糸魚川市女性プラン推進グループMOVE (代表 荻原 恵子)
★"女と男"共に歩むネットワーク分水 (代表 森 貞子)
★女のスペース・にいがた (代表 朝倉 安都子)
★秋桜グループ (代表 吉岡 愛子)
★かしわざき男女共同参画プラン (代表 須田 年美)

本当にありがとうございました。当会会員で床上浸水は18名、自宅は被災しなく
とも経営する会社、店舗、所有する畑などへの浸水、床下浸水もありました。大
勢の方からの気持ちにありがたくて涙がでます。勇気と力が少し湧いてきたよう
です。まだまだ長期戦です、これからは焦らず、くさらず、健康を一番に考え1
日1日を積み重ねてゆきましょう。与えられたこの体験が貴重なものと感じられ
何かのお役にたてる日をめざして。


 











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