79号
三条女性会議会報                              平成17(2005)年    
運営委員会だより                                    11月15日


日 時 平成17年11月2日(水)(PM6:00~9:00)
場 所 まるい

今月は、いつもの運営委員会が開かれる第一水曜日に重ねて開催した、
研修会のこと、報告、お知らせ等をお伝えします。

ひとことコラム   
芸術の秋、三条市歴史民族資料館に行ってきました。今「田辺荘掬展」が開催され
ていて、彩り豊かで明るい色調の絵が、趣のある会場によく映えています。11月
22日までが前期、26日から12月18日までが後期と作品の入れ替えをするそう
です。夫の祖父が「荘掬」ということで、我が家の「鯉」も展示中です。ご覧いただ
ければ幸いです。 T.T

★研修会が開かれました

三条市総合政策部長の国定勇人さんを講師にお招きし、11月2日午後6時に研
修会を開催しました。「三条市の現状と課題」~そとから見る三条の魅力~をテー
マに60分余、22名の参加者が熱心に学習しました。 その後の交流会とあわせ
て、“よく学び、よくしゃべり、よく食べる”当会の良き特徴が余す事無く発揮された
研修会となりました。
国定さんは、ご自身でつくられた資料を基に、三条市の現状と課題について「皆さ
んは三条市が置かれている座標をどれだけ知っていますか?」をクイズ形式で進
められました。私たちの間では普段、話題に上りにくい、総面積や人口、経済と財
政関連について丁寧に解かりやすい口調で説明され、最後まで興味深く聴くことが
できました。
三条市の平成16年10月1日時点での老年人口割合は、22.8%(全国平均19.5
%)で高齢化が全国平均よりやや進んでいるとのことです。三条市は今まで以上
に福祉関係を注視せねばならないと話されました。財政関連では、経常収支比率
(平成15年度時点)86.8%(県平均85.7%)、公債費負担比率(平成15年度時
点)18.9%(県平均17.5%)ということで、財政の弾力性は低く、むしろ危険水域
を少し越えていると話されました。その他、三位一体の改革で三条市が受ける影響
や2007年問題、三条市の重点政策について話されました。
国定さんは33歳、ご家族共々三条市に来て3年目とのことです。それまでずっと東
京でくらしてきて本当の自然を知らない身にとって、三条は良い意味で「ほどほど
都会、ほどほど田舎」人間が人間らしくくらせるまちだと思うと話されました。また、
地方都市では珍しく交通の便が良く、不便を感じたことはないとのことです。ソフト
面での魅力としては、産業が主体的なまちならではの「変化に柔軟」なところ、若い
力が必ずしも「東京にいきっぱなしではない」ところ、そして「創造力の存在」をあげ
られました。
市民憲章に謳ってある「創造の槌音」というフレーズが大好きとのことです。
最後に「いろいろ、強く言わせて頂いているのは、三条を愛しているからこそ、三条
が大好きです!」と結ばれました。

※1経常収支比率・・・ 市税など毎年度経常的に歳入される収入に対する人件費や
扶助費など経常的な歳出の割合をいい、数値が低いほど政策的な事業に振り向ける
財源に余裕があることとなり、財政の弾力性が高いといえる。一般的に都市部では
75%程度が適正ラインとされている。
※2公債費負担比率・・・ 一般財源総額に占める公債費充当の一般財源をいい、数値
が低いほど政策的な事業に振り向ける財源に余裕があることとなり、財政の弾力性が
高いといえる。

★ 三条市男女共同参画推進条例(案)について

条例案について市がパブリックコメントを募集したことを受け、当会の意見を上げ
ようと5名のチームで取り組みました。短い期間内、メンバーの集中力と、培われ
た学習と経験が大いに生かされ、団体、個人合わせて17件の意見を上げることが
できました。条例の名称、前文、基本理念、定義などについて、1件ずつ意見の内
容と理由を示し、締め切り当日に地域振興課に届けました。意見を上げたからとい
っても、それがそのまま通るとは考えてはいませんが、今回の条例(案)に目を通
した時、肝心なところが曖昧だったり、外されていたりと云う感想を持ち、市民であ
る私たちにとっての大切な条例がこのままでは大変との思いで、審議会の傍聴を
含めての行動でした。
10月17日意見募集締め切り、10月26日にはそのパブリックコメントを受けて
審議会が開かれました。当会は4人で傍聴に参加しましたが、2時間半の議論
にもかかわらず、私たちの期待する項目で決定したものはありませんでした。こ
の日の審議会には色々な意味でガッカリさせられたものの、経緯を見ておきたい
と、11月9日の審議会にも3名が参加しました。この日の「性と生殖に関する健
康と権利」についての議論は圧巻でしたが、条項に載ることは見送りとなりまし
た。ただし、「今後も引き続き議論をしてゆく必要あり」を審議会の意見として添
えるそうです。
今月の会報の3~4ページに、条例の「前文」について「市が最初に示した条例
案」「女性会議が上げた意見」「審議会で決まった最終案」を載せました。読み比
べをしてみてください。

【その他】

“第1回「ひとひとフォーラム2005」~男女共同参画社会をめざして~
輝いて生きる わたしらしく あなたらしく” が開催されます。

と き:平成17年12月11日(日)10:30~16:00
ところ:三条市中央公民館(三条市元町13-1)
入場無料(ただし、入場整理券が必要)
「あなたが輝く3つのステップをプレゼントします」

ステップ1~3まで参加してスタンプラリーを完成させると大抽選会で地場産製
品がもらえます!同封のチラシをご覧になり、是非とも参加をお願いします。
当会から実行委員として、野崎ミチコさん、坂田光子さんが頑張ってきましたが、
当日は皆様の参加で大いに盛り上げていただきたいと思います。


にいがた女と男フェスティバル2005
~探そう 自分スタイル!~

日 時 12月4日(日) 
会 場 新潟ユニゾンプラザ 
ワークショップ 10:00~12:00
シンポジュウム 13:00~16:00
女性団体等による即売会 9:30~16:30 
パネル展示 11月28日~12月4日
同封のパンフをご覧ください
三条女性会議はパネル展示で参画しています。12月4日当日は朝8時ごろ出
発しますので一緒に行きましょう!午前中のワークショップに参加して、是非、充
実した一日をご一緒したいと思います。
電話をお待ちしています。35-2689(田辺)

【お知らせ】

「しみん食育のつどい」が開催されます
と き 平成17年11月27日(日)午後1時15分~4時
ところ 三条市総合福祉センター 多目的ホール
内 容 
●基調講演「目からうろこ ショックな食~食べ物の環境から食育を考える~」
●体験発表があります。
同封のチラシをご覧ください。


三条市男女共同参画推進条例(案)

市が最初に示した条例案の前文
国では、日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、男女平等の実現に
向けた様々な取組が、国際社会における取組と連動しつつ、進められてきたが、なお、
一層の努力が必要とされ、平成11年6月に「男女共同参画社会基本法」を制定し、
男女共同参画社会の実現を21世紀のわが国の最重要課題と位置づけている。
 三条市においても、国のこうした動きと連動しつつ、男女共同参画社会の実現に向
けて様々な取組を進めてきたが、性別による固定的な役割分担等を背景とした課題
が残されている。
 そこで、少子高齢社会において、三条市が活力と魅力あるまちで在り続けるには、
男女が互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にかかわりなく、その
個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画の一層の推進が必要である。
ここに、基本理念と責務を明らかにし、市と市民、事業者及び各種団体の協働の下、
市民一人一人が個人としての誇りと家族や地域のきずなを大切にし、心豊かな、活
気ある、そして、ずっと住み続けたいと思えるまちを実現するため、この条例を制定
する。

三条市男女共同参画推進条例(案)に対する意見
三条女性会議 代表 田辺とも子
事務局 三条市田島2-12-12
電話32-3667

(項目) 前文について
(意見の内容) 前文を以下のようにしてください

 すべての人は個人として平等でありその人権が尊重されなければならない。
国においては日本国憲法および男女共同参画基本法の下、様々な取組みが進
められてきた。
 本市のおいても国の施策と連動しつつ、男女共同参画社会の実現に向けた取
り組みを行ってきた。
 三条市は古くから金属加工に特色を持つ匠の技が結集したまちであり、豊か
な水流に支えられた田園地帯でもある。このような環境のなか三条市の女性は、
工業や商業、あるいは農業の担い手として、大きな役割を果たしてきた一方、
家事、子育て、介護等の家庭生活を支える労働も担ってきた現実がある。それ
にもかかわらず社会や地域における意思決定の場への参画は十分とは言い難い。
 このような状況の中、少子高齢化、国際化など大きく変化している社会に対応
し、三条市が活力ある魅力あるまちで在り続けるには、すべての人がその人権
を尊重しつつ責任も分かち合い、お互いを思いやり、支えあい、協力し、自らの
意思によってあらゆる社会活動に参加でき、その個性と能力を十分に発揮できる
男女共同参画社会の形成が急務である。
 ここに、基本理念と責務を明らかにし、市と市民、事業者および各種団体の協
働の下、男女共同参画社会の形成を総合的かつ計画的に推進することを決意し、
この条例を制定する。

(理由)
(案)は三条市の特色が見えず、どこのまちでも示せるような前文であると
思います。
この条例に前文が載るということは素晴らしいことです。ならばこそ、三条市
の歴史や現状を表わし、条例を作る意味、姿勢などの想いとともに強い意
思を示すことが大切と考えます。三条市のまちの特徴を入れるということは、
多くの市民の共感を得ると同時にまちの特色を再認識し誇りをも感じるはず
です。是非、前文に三条市の特色を入れてください。


審議会で決まった最終案の前文
国では、日本国憲法に個人の尊重と法の下の平等がうたわれ、男女平等の
実現に向けた様々な取組が、国際社会における取組と連動しつつ、進められ
てきたが、なお、一層の努力が必要とされ、平成11年6月に「男女共同参画
社会基本法」を制定し、男女共同参画社会の実現を21世紀のわが国の最重
要課題と位置づけている。
 豊かな自然と文化遺産を守り、伝統技能を有する地場産業を発達させてき
た三条市においても、国のこうした動きと連動しつつ、男女共同参社会の実
現に向けた様々な取組を進めてきたが、性別による固定的な役割分担等を背
景とした課題が依然として残されている。
 そこで、少子高齢社会においても、三条市が活力と魅力あるまちで在り続
けるには、男女が互いにその人権を尊重しつつ責任も分かち合い、性別にか
かわりなく、その個性と能力を十分に発揮できる男女共同参画の一層の推進
が必要である。
 ここに、男女共同参画の基本理念並びに市、市民、事業者及び各種団体の
責務を明らかにし、それぞれの協働の下、市民一人一人が個人としての誇り
と家族や地域のきずなを大切にし、心豊かな、活気のある、そして、ずっと住
み続けたいと思えるまちを実現するため、この条例を制定する。




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