80号
三条女性会議会報                              平成17(2005)年    
運営委員会だより                                    12月20日

 
日 時 平成17年12月7日(水)(PM10:00〜12:00)
場 所 男女共同参画センター 和室

いよいよ師走ですね。毎年のことながら気持ちだけ“あせって”ます。そんな中、
今月も第一水曜日は運営委員会でしたが、この2時間だけは何故か、心がおち
着くんですよね〜。

本日運営委員会で話し合われたこと

1.12/4日「にいがた女と男フェスティバル」に参加した報告がありました

朝9時30分頃、新潟ユニゾンプラザに到着し、早速、各地の女性団体が出店即売
している1階イベント広場での買い物を楽しみました。お正月用の「大納言あずき」、
今日の昼食用に「ギンナンおこわ」、家族への土産に「漬物」「クッキー」「ハム」
「布製小物」等々を買い求めながら交流を深め、午前中に開催されるワークショップ
に参加しました。
北京JAC・新潟主催の「女性と人権」、にいがた女性会議の「男社会の慣習を具
体的に話し合おう」、ウイメンズサポートセンターにいがたの「女性や子どもが安心
して相談するために」の3ヶ所について、それぞれの感想文を来月以降随時紹介
しますのでお楽しみに!
午後からはシンポジュウムが開催され、「探そう自分スタイル!〜あなたも起業し
ませんか?〜」をテーマに三人の起業家がコーディネーターの絶妙な進行のもと、
起業した理由、決断の時、悩み、苦労、喜びなどについて率直に語りました。

●保育サポート、宅老を行う「おいでおばちゃん家」を2000年に設立した長岡市
の大森さんは、「今よりもう少し輝きたい、もうひとつ豊かになりたい」との思いから、
応援する仲間とともに準備期間6ヶ月で立ち上げたそうです。すべて手作業と手
作りで、準備期間中の経費はわずか30数万円、「その時の仲間たちとの行動が
楽しかった、今、自分らしく輝ける、お金が潤った」と温かい笑顔で話されました。

●南魚沼市で2001年に手作りアイスの店「ジェラート工房ヤミー」を開店した貝
瀬さんは「自分の好きなことをやれる幸せはあるが、責任をとらざるを得ない場面
ばかりで孤独感をもつ。又、自分の思いを相手に伝えることの重要さを感じる」と
話され「今は、パートナー(長男)と意見が合わない時でも喧嘩をうまく回避し、自
分が勉強させられているんだと考える、そうすると決断する時も耐えることができ、
孤独感も感じ方が変わってきた」と余裕と強さを思わせる笑顔で話されました。

●新潟市で台湾茶専門店「ピュアウーロン」を開店した北川さんは、起業する時
の大切なものとして「人脈、資金、心身の健康」をあげ、「年をとった時、いい人生
をおくってきたねと思われる人になりたい」と若々しい笑顔で話されました。

最後にコーディネーターの丸山さんが起業のキーワードとして「情熱、決断力、資
金計画、一年二年三年の準備、別口の収入源、発信、自分自身を見直す(自分
自身の棚卸し)、見栄を張らない」とまとめられました。
2階の県民サロンでは、パネル展示が11月28日から行われていて、6団体が
参加しました。三条女性会議は、昨年8月発行分から今年11月までの会報と、
水害写真をコメントつきで展示し、多くの方に見て頂きました。三条女性会議の
展示が一番良かったと言ってくれた人がいて、展示作業に関わった3人は大喜
びしましたが、なにより、会報の拡大コピーを担当した山家さんの、月ごとに紙
の色を変えた印刷の効果が大きかったと思われます。近いうちホームページに
写真が載ると思いますのでご覧ください。

2.ネットワーク三条「ふれあいなんでもや」について

1月26日(木)午後1時30分〜3時30分 三条市男女共同参画センターで
「ふれあいなんでもや」の第5弾を開催します。今回は三条女性会議の担当で、
「かんたんヨーガ」を行います。ちぢこまった冬の身体をやさしくほぐした後、美味
しくて健康に良いお茶を楽しみましょう。
講師は「雄弘ヨーガ」公認講師の酒井芳江さんです。参加費300円、バスタオ
ルの用意をお願いします。
参加の申し込みが必要です。1月1日の広報さんじょうにも掲載されますが、市
の担当へ申し込みされてもよいですし、当会の担当へ申し込みされても構いま
せん。

TEL(三条市)34−5511内線313 
(三条女性会議)35−2689田辺 まで 

ヨーガが全く初めての方も安心してご参加ください

【その他】
★「しみん食育のつどい」に参加しました

11月27日三条総合福祉センターにおいて三条市食育推進室主催の「しみん食育
のつどい」が開催されました。
三条市立大島中学校の体験発表と姉歯 暁さん(大妻女子大学社会情報学部助
教授)の講演が行われました。
姉歯さんは、「食は権利である、どんな風に作られて、どこからやってきて、ちゃん
と検査されているか、食べ物の出自を知る権利と、知る義務がある」と話され、学
校給食を柱にして地域と学校、農業生産者が結びつく、教育としての農業の重要
性を説かれました。
又「人間は、12歳までに食べたものは忘れない」と三条市の給食の取り組みは素
晴らしいと話されました。
当日は雷雨と風の大荒れの天候でしたが、会場は大勢の参加者の熱気につつま
れました。

★にいがた女性会議発行の
「e−ven」32号が送られてきました

今回の記事は、「JR東日本新潟支社に初の女性運転士誕生!」「「生き生き活動
している女性グループ紹介」などと共に「視点」のコーナーでは「憲法を語るという
こと」と題して新潟大学法学部助教授の大河内美紀さんの文章が載っていました。
又、12月10日は「世界人権デー」ということで、12月9日の新潟日報紙上で「世
界人権デーに寄せて」と題して大河内美紀さんが「憲法改正論議が盛んな中、論
議の焦点はどこにあるのか」を寄稿されていました。
現在、皆さんが関心を寄せていることのひとつが「改憲」問題ではないでしょうか?
改憲を考えるきっかけとして日報の記事を紹介します(4ページをご覧ください)。
「e−ven」の記事も読んでみたい方はご連絡ください。

五十七年前の十二月十日、すべての人間の自由・尊厳・平等をうたった世界人権宣
言が国連で採択された。これが人権保障の国際的ルールの柱であるならば、国内的
ルールの柱は憲法である。日本においては、宣言の前年に施行された日本国憲法が
現在に至るまでのその役割を担っている。
 これらが同時期に成立したことは決して偶然ではない。両者は共に前文に戦争の
「恐怖と欠乏」からの解放を掲げ、直前に起こった戦争の惨禍と人権じゅうりんの
歴史を顧み、克服するために定められたものであることを示している。すなわち、
恐るべき人権侵害が存在したからこそ人権を保障するルールが求められたのであり、
侵害の繰り返しを恐れ警戒したからこそ憲法や世界人権宣言という形でそれを刻印
したのである。
戦後日本を「人権侵害のない社会」と見る向きがあるが、そこには日本が人権保障
のルールを備えたことへのある種の安心感があるように思われる。しかし、人権保
障のルールが存在することは、人権侵害が存在しないことを意味するのではない。
ルールの存在に甘んじて侵害への警戒心を失ってはいないだろうか。
 現在、その日本国憲法が岐路に立たされている。本格化する「改憲」論のひとつ
に、行き過ぎた個人主義を批判し憲法に公共的価値を盛り込もうとする主張がある。
少子高齢化社会を背景にした家族の絆の再構築論とも相まって、この主張の持つイ
ンパクトは大きい。
 しかし、憲法が人権侵害の刻印である以上、まずはその侵害が克服されたのか、
繰り返される危険はないのかを警戒心を持ってみることこそが必要である。
 日本国憲法二十四条は個人を基礎とした男女の平等、個人の尊厳をうたっている。
それは戦前の日本で「イエ」の下に個人が抑圧され、特に女性の自由と権利が侵害
されたことへの反省に基づく。では現在はどうか。一人ひとりが自らの行き方を決
定し、相互の違いを尊重しあうという個人の尊厳の理念は実現されたのか。憲法を
論ずるのであれば、まずはそれを省みることから始めなくてはならないだろう。

★にいがた女性会議の「e−ven」が32号をもって
ひと区切りをつけることになりました。

1990年に創刊以来15年間続けてこられたことに感服いたします。「男女平等
をともにすすめる情報誌」として、時代を的確に捉えた記事内容を毎号楽しみにし
ていました。今号も特集記事に「女性と人権」を組み、創刊当時の想いを新たにし
たそうです。想いは着実に一人ひとりのもとに届き育まれていくことでしょう。
長い間、本当にありがとうございました。

今年もあとわずか、悲喜こもごもの一年が終わります。みなさま、良い年をお迎え
ください。
来年1月の“運営委員会”及び“月例会”は第2水曜日の11日です。多数の出席
と参加をお待ちしています。




 












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