| 81号
三条女性会議会報 平成18(2006)年
運営委員会だより 1月20日 日 時 平成18年1月11日(水)(AM10:00〜12:00) 場 所 田辺代表宅 平成18年が明け今年最初の運営委員会当日、会場を急きょ変更することに。急な 変更にも何なく対応する委員皆さまのフットワークの軽さに助けられてのスタートです。 新しい年に入り、多くの人は今年こそはと目標を掲げたり希望を抱いたりするのでし ょう、新聞各紙では「夢」や「希望」をテーマにした記事が目立ちました。その中の 二つを紹介します。@「ゴミ拾いや草取りにも喜びはあり、夢、希望は遠くにあるも のというより、身近な事柄にあり」という76歳の投稿。A斉藤孝さんと荻野アンナ さんの「夢を描く力」についての対談記事で、荻野さんは「わたしの夢はなるべく小 さく、せせこましくと思っている。大志じゃなく小志、寸志ぐらいがいい。自分の両親 をちゃんと見送るのが大目標、当たり前に見えることほど大変、寿命まで生きるこ と自体大事業」という言葉。 皆さんは今年どんな志を持ちますか?私は荻野さんのを頂いて「中年よ寸志を抱け!」 と自分に言い聞かせながら上機嫌な毎日を心掛けたいと思います。 今年もよろしくお願いします。 田辺とも子 本日運営委員会で話し合われたこと ●次年度の当会運営委員改選について 運営委員の改選について話し合いました。新メンバーに参加して欲しい、今までのよ うなペースなら次年度も委員はやれるなどの意見もでましたが、今日のところは、大 雪の中、やっとの思いで集まった面々の様々な話題に話が流れてしまいました。 総会まであと4ヶ月ですが、新しい風を呼び込みたいですね。新メンバー大募集です。 ●三条市の男女共同参画推進プラン案について 1月4日に示されたプラン案に目を通しました。計画の期間は平成18年か ら平成26年までの9年間です。基本課題は10課題、9年間の重点課題を @男女共同参画の視点に立った社会制度・慣行の見直しと意識改革。 A労働の場における男女共同参画の促進。 B家庭生活と職業生活その他における活動の両立の支援 の三つが掲げられポイントをしぼっての行動計画になっています。 しかし、物足りなく感じるところもあります。「女性の審議会委員の割合」の 目標値が平成26年度までに30%とあるのですが、平成11年に作った旧 三条市のプランも5年間の目標値が30%でした。合併により数値の変動も あり平成17年11月現在、女性委員の割合は2.2%なのですが、9年間も の期間があるのに目標値が30%とは少極的ではないでしょうか。それと 「市役所の男性職員の育児休業割合」について、「男女ともに育児・介護 休暇を取りやすくなり、家庭生活と仕事を両立できる社会をつくるために、 職場のモデルとしての市役所の男性職員の育児休暇取得を進める」とあ ることは素晴らしいのですが、目標値は設定されて無く「増加させる」とあり ます。現在0%ということで目標値設定は厳しいとは思われますが、0.05% 位の数値を掲げる気概がほしいと思いました。 ●4月に行われる三条市議会議員選挙の話題がでました。 【お知らせ】 「ウィルながおかフォーラム」が開催されます。 今年のテーマは 「夢・和・未来へ〜心つないで・・いろんな家族」 期間は 2月2日〜26日まで 分科会やイベント、展示などが行われます。 メインイベントは “即興劇”震災体験で見えた家族の中の“わたし” 日 時 2月25日(土)14:00〜16:00 会 場 ながおか市民センター・地下イベント広場 参加費 無料 定員200名 一時保育あり(要予約・2月18まで) ゲストには知る人ぞ知る、あの「劇団プレイパッカーズ」が来ます。 昨年の8月、ヌエック(国立女性教育会館)で体験して衝撃を受けました。 お薦めです。 分科会もいくつかありますが、2月18日(土)に開催される「10,23あれか ら1年、何が変わったか!」に参加してはいかがでしょう。10;00〜12:00 会場 ウィルながおか202会議室 (担当)ウィメンズスタディズ・ネットワーキング (協力)長岡市老いを考える会、長岡子育てライン「三尺玉ネット」 昨年も三条から4名が参加し、水害や地震体験が語り合われました。 今年は、災害を私たちはどのようにして乗り越え対処してきたのか? それぞれの立場で話し合いをします。 参加希望者は田辺までお電話を。35−2689 【にいがた女と男フェスティバル2005のワークショップ参加報告】 ワークショップ「女性と人権」へ参加して ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ 野崎ミチコ 私は、北京JAC・新潟主催のワークショップ「女性と人権〜原点から考えよう“女 性問題は人権問題”〜」へ参加しました。 講師は、新潟大学法学部助教授の大河内美紀(みのり)さんで、憲法を研究され ているとても若い先生なのですが、スカッとさわやかに分かりやすくお話をしてくだ さいました。お話は、今この時「現点」ととらえて、「女性と人権」の現点と歴史をひ もとく原点とを対比させ、これから私たちがどのようにこの問題に向かっていったら いいのかということへのたくさんのヒントをいただきました。 まず、「現点」としては、バックラッシュに二つの流れがあること。 一つは、ジェンダーフリーへのバックラッシュで、男女共同参画社会基本法の制定 後、各地で条例づくりが盛んになるにつれ、つよくなっていったバックラッシュです。 例えば、ジェンダーフリーを目指す条例の前文に、それと相反する「男らしさ女らし さを一方的に否定することなく」とかを組み込んだり、千葉県においての男女共同 参画条例案が廃案になった(2003.3)こと等を指します。 二つめは、今、盛んに言われている日本国憲法の改革論の中にある、男女平等 ・個人の尊重へのバックラッシュを指します。 本来憲法というのは、国家権力を制限することで国民の自由や権利を守ろうとする ものであるが、改革案の中には、「公共の概念」が主張され、個人よりも家族に重き をおくような意見も根強いとのことです。 そして、「女性と人権」の原点として、@近代立法主義・個人主義やA憲法第24条 の描く女性の権利と「家族」について話され、今後「女性と人権」をめぐる問題に、ど のように向き合っていったらいいのか?と話を展開されました。 結局、憲法に人権のことが書き込まれているのは、それまでに人権侵害があった からであるとも話され、「なぜ」それが出来たのかそのバックグラウンドを探し、今に 生かしていくことが大切であると結ばれました。 また、最後の質疑応答では、「バックラッシュへの戦術は?」に対して「個人を出発 点に考えること。個人の尊厳、価値を改めて語っていくことが大切ではないか。」と 答えられました。 「女性と人権」こんな言葉を使わなくても、当たり前に守られる社会になることを願わ ずにはいられませんでした。 にいがた「女と男フェスティバル」 ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^小柳早苗 私は「女性や子どもが安心して相談するために」のワークショップに出席しました。 DV防止法や、個人情報保護法を踏まえて女性や子どもが安心して暮らせる社会に 向けて関係分野の方々と共に考え、話し合うことができました。 始めに、全国と県内の意識調査の結果から比較して、新潟では「暴力が容認されて いる」「家庭問題を外部に相談しない」など、地域の特性が示されました。次に、子ど も人権問題で、登下校時の名札はなぜ必要か、危険はないか、海外では名札を使 用していない、など義務教育の中での安全教育などの話し合いがありました。 相談事例では地域で民生委員との信頼関係が薄れプライバシーが守れない面が多 いこと。又、パソコン取り扱い上で事業者に対する保護管理義務として、個人情報の 診療録や同窓会等の住所録への安全確保の話など、多くの相談事で実践を踏まえ て弁護士や「女のスペース」代表から的確な対応や方向が示され問題の深刻さを改 めて痛感しました。 苦しいこと、心配していることなど一人で悩まず、身近で安全な相談室へ勇気を出し て話してみることも大切なことと思いました。 今月の月例会(運営委員会と同日・同時刻)には、一般会員さん1名の 参加がありました。皆さまもどうぞ気軽にご参加ください。 2月の月例会及び運営委員会は2月1日(水) AM10:00〜12:00、男女共同参画センターです。お待ちしています。 |